お金を出せば、販売促進に関するものはだいたい手に入る世の中です。しかし、全く新しい策を講じる前に、今、お客様がお持ちの資源を使いきれているかどうかを考えます。例えば、活用しきれていないチラシがあるとします。活用しきれていないのはなぜか？もう一度それを活用する方法はないか？を探ります。活用しきれていない理由が「配る時間と予算、人手がない」だとしたら、「出来る方法」を探るか「チラシ」という媒体自体が現状の営業スタイルに合わないかのどちらかかもしれません。だとすれば、新しくチラシを作ることは得策ではないかもしれません。

チラシを作っても、いつ、どこへ、何枚配布したのか、など、目に見える記録を残しておかないとなかなか成果を知ることは出来ません。活動プランも「いつまでに、何をいくつ」と具体的にしておかなければ、なかなか有効活用できません。非現実的な活動目標を作っても、疲弊してしまうだけです。プロジェクトの内容にもよりますが、出来るだけ見える形や数値として表せるものをお客様と作っていきます。社内にお互いに進捗を報告しあう機会があればよいのですが、そうではない場合は、私たちがその機会になります。

活動プランを元に、活動をしていく中で、発見することや気づいたことなどが出てくると思います。それも成果の１つです。その成果を元に、ゴールにもう一歩近づくために「何をしていくか」を一緒に考えていきます。動き始めた車輪を止めないようにするには？時には芳しくない成果も出るでしょう。そこで全てをやめてしまうのではなく、どうやって、同じ芳しくない結果を招かないようにするかを考えていきましょう。